パートナーになる

Esri Partner Network (EPN) は、The Science of Where を訴求するために連携を図るエコシステムです。 パートナーは、Esri のロケーション インテリジェンス技術を活用して、ソリューション、コンテンツ、サービスを提供します。 EPN はさまざまなレベルのプログラムで構成されており、企業は Esri の技術に関連した戦略および投資をそれぞれの特典と照らし合わせて、Esri のパートナーとしての成功を推進することができます。

Esri では、EPN に参加する資格のある組織を世界中から探しています。 現在、ArcGIS 技術に基づくコンテンツ、ソリューション、サービスを提供している何千ものパートナーが世界中に存在します。

EPN 内での活動は通常、Startup、Build、または Bronze プログラムから始まります。 Silver、Gold、および Platinum プログラムには、さらに評価と紹介が必要となります。 「Esri Partner Network のポリシー」で追加情報をご確認ください。*

*このポリシー ドキュメントには、Esri パートナー コミュニティ経由で承認済のパートナーしか利用できないリンクが含まれているので注意してください。

すべてのプログラムの基本要件は、Web サイトを伴う有効な事業であること、営業している実際の住所があること、Esri の技術を活用しているユーザーのコミュニティ全体を支援していること、Esri ArcGIS ソフトウェアをさらに開発およびサポートする取り組みを示していることです。 それぞれのプログラムには、パートナー候補にどのプログラムの資格があるかによって、補足的なポリシーとソフトウェア パッケージが含まれている場合があります。

初級レベルの EPN プログラムは、次のように設計されています。

• Startup: このプログラムは、ArcGIS マッピングとロケーション インテリジェンスを、ソフトウェア製品、ホストされたソリューション、またはコンテンツ サービスに移行または構築する初期段階のスタートアップ企業を対象としています。 Startup プログラムを検討している企業は、起業してから 5 年未満であり、創出額が年間 200 万米ドル未満であることが必要となります。 コンサルティング サービス会社は対象外です。 Esri では、次世代の Esri パートナーになるスタートアップ企業を求めています。 このプログラムでは、製品のアイデアを明確に示すことができる能力および有効なチームとのプロダクト マーケット フィットに基づいて、テクノロジに注力するスタートアップ企業を選考対象としています。
• Build: このプログラムは、位置情報サービスを使用してサービスを既存の市場に提供し、Esri のブランド認識によって新しい市場へ拡大することを主な目標として、開発者向けの特典によって無料でロータッチのパートナーシップを求めている開発者を対象としています。 この 2 年間のプログラムを利用するには、ArcGIS Developer サブスクリプションと、開発中かつ/またはサービス提供中のベータ ソリューションが必要です。 Build パートナーは、アプリケーションまたは技術サービスを ArcGIS Marketplace で販売できます。 成果を上げた Build パートナーは通常、Silver パートナーになるように勧められます。
• Bronze: このプログラムは、ソリューション、サービス、コンテンツを提供しており、Esri の技術と連携し、Esri との市場参入計画を策定するために、Esri パートナーシップへのエントリー ポイントを求めている企業を対象としています。 Bronze プログラムはロータッチで低コストの開始ポイントであり、成果を上げた Bronze パートナーは通常、Silver パートナーになるように勧められます。
• Silver: このプログラムは、すでに Esri との事業を展開しており、Esri と連携した市場志向があり、Esri の技術に基づくソリューション、サービス、コンテンツを提供するための市場参入戦略を定めている企業を対象としています。 Silver プログラムの対象となる企業は、Esri ビジネス チームから紹介された新規のパートナーであるか、Esri Partner Network で優秀な成績を収めている既存のパートナーです。

初級レベルの EPN プログラムに関して不明な点がある場合や上級レベルのプログラムを検討している場合は、partnerresourcecenter@esri.com までお問い合わせください。

EPN プログラムごとに、一定の年会費と特典があります。 企業は、採用の前に発生した費用のほかに、追加で購入したソフトウェアの分や提供された特典以外に使用したクレジットの分も負担する必要があります。 すべてのプログラムで、年間の契約の見直しと更新手順があります。

初級レベルのプログラムでの年会費は、Startup が無料、Build が無料、Bronze が 1,000 米ドル、Silver が 5,000 米ドルになります。

詳細については、「Esri Partner Network のポリシー」をご参照ください。*

*このポリシー ドキュメントには、Esri パートナー コミュニティ経由で承認済のパートナーしか利用できないリンクが含まれているので注意してください。

どのプログラムにも、事業、販売、マーケティング、技術に関していくつかの特典があります。 企業がパートナー遍歴を経て、それぞれの EPN プログラム内で昇格すると、利用できる特典が多くなります。

主な特典を次に示します。*

• パートナー マネージャーおよびテクニカル アドバイザー: いくつかのプログラムでは、専門の Esri パートナー マネージャーからの支援があり、テクニカル アドバイザーが計画、アーキテクチャ、設計に関するガイダンスおよびパートナーの事業と Esri 技術の活用に基づく全体の GIS 技術知識を提供します。
• 専門性の確保: パートナーは、Esri の技術と市場志向の専門分野を獲得して応用する資格があり、さらなる特典と認知度も引き出されます。
• イベント: パートナー プログラムで、世界規模のさまざまな Esri イベントの割引パスまたは展示機会が与えられます。 最大規模の GIS 業界イベントである Esri User Conference などのイベントに参加して、Esri ArcGIS 顧客の注目を集めることができます。
• ArcGIS Marketplace: パートナーは、Esri の e コマース ストアである ArcGIS Marketplace で製品、コンテンツ、サービスの提供者になる資格があり、グローバルな ArcGIS 顧客ベースにアクセスできます。 料金が適用される場合があります。
• ソフトウェア: ArcGIS プラットフォームを探索できるように、パートナーは無料の標準パートナー パッケージを受け取ります。 このパッケージは、パートナーのジャンプ スタートを支援し、定期的に更新されます。また、このパッケージを使用すると、My Esri 経由で Esri の最新技術に継続してアクセスできるようになります。 パートナーはさまざまなソフトウェア ライセンスとサブスクリプションを購入することもできます。また、一部のパートナー割引も利用できます。 Build パートナーは、開発者のバウチャーと年間 100 万タイルを受け取ります。
• Esri とのマーケティング: パートナーは、さまざまなマーケティングの特典を受け取り、ブランディング ガイダンス、アセット、需要創出、市場有効活用を通して対象ユーザーを獲得します。
• ソリューション デリバリー ライセンス: 埋め込み、ホスト、またはバンドル ソリューションの一部としてソフトウェア、データ、オンライン サービスなどの Esri 技術を提供する機能がパートナーに付与されます。
• トレーニング: Esri では、さまざまなトレーニング機会とウェビナーを提供して、パートナーが成功できるようにします。 Esri のトレーニング サイトで無料の e ラーニングを制限なく利用できます。このサイトには、組織の全員が入手できるリソースがあり、ArcGIS の知識を深め、いつどこからでもヒントと手法を学ぶことができます。
• 企業ディレクトリ リスト: パートナーは、事業成果物を Esri 専用のパートナーを見つけるディレクトリで紹介し、Esri の 350,000 を超える世界中の顧客組織に見せることができます。
• パートナー コミュニティ: パートナーは、専用のオンライン セルフヘルプ パートナー ブランディングおよびリソースにアクセスして、学習、共同マーケティング、販売有効活用、人脈構築などを支援することができます。

*プログラムごとに特典と要件が異なり、中には費用がかかるものも存在するので、「Esri Partner Network のポリシー」をご参照ください。 Esri のマスター使用許諾契約書によると、パートナーが ArcGIS の埋め込み、ホスト、またはバンドル ソリューションの一部としてソフトウェア、データ、オンライン サービスなどの Esri 技術を提供できるようにするために、組織では交渉済みのライセンス価格での販売認証が必要になることがあります。 また、補足的なポリシーも存在します。

すべての EPN プログラムをグローバルに利用できます。 米国以外に拠点のあるパートナーは通常、最初の問い合わせ先として現地の Esri 販売代理店と連携し、現地のサポートにアクセスして、その地域で効果的に販売します。

ArcGIS Developers の Web サイト developers.arcgis.com にアクセスし、無料の開発者サブスクリプションにサイン アップして、価格設定を確認した上で、ツールとチュートリアルを利用してください。

Esri のパートナー向け Advantage Program では、ArcGIS システムの技術的なビジョン、技術的な連携、運用サポートを通じて、Esri Partner Network の組織に戦略的なコラボレーションをもたらします。 このプログラムは、グローバルに利用可能であり、年間サブスクリプションが必要となります。

パートナーは通常、参加資格とビジネス モデルに応じて Startup、Build、または Bronze プログラムから開始します。 別のプログラムを申請するには、Esri Partner Resource Center の承認が必要となります。承認されると、スポンサー コードが提供されます。

これらのプログラムの申請手順は、次の 3 つのステップになります。

1. 適切な質問を送信して、プログラムを選択します。
2. Esri ArcGIS アカウントを使用してログインします。
3. 申請の詳細を記入します。

企業情報と連絡先情報、事業と提供内容、パートナーシップのビジョン、マッピングの経験を申請の中で事前に提示しておく必要があります。 申請する場合は、提供内容が ArcGIS 技術の導入をどのように促進するかを検討してください。 フォームを送信する前に、回答を別のセッションに保存して完成させておくことができます。 ステータスを更新するには、申請で使用する電子メール アドレスを必ず十分に確認してください。 問題が発生した場合は、Partner Resource Center にお問い合わせください。

まず、Esri Partner Program の申請書にアクセスし、最初の資格に関する質問に答えます。 申請する Esri Partner Network プログラムのエンブレムを選択したら、次に Esri の認証情報を使用してログインします。 ArcGIS アカウントを所有していない場合は、無料で作成できます。 サイン インした後、申請書に記入します。

問い合わせ内容を partnerresourcecenter@esri.com に送信してください。

Esri では、30 日以内に申請書の内容を確認して回答することをお約束します。 また、Esri では、お互いの成功を確実にするために、慎重に申請書の内容を確認させていただきます。 企業の所在地が米国以外の場合は、世界中にある Esri の販売代理店ネットワークもパートナーの申請書を確認して対応します。

採用された場合は、お祝いのメッセージと共に参加資格が示された申請ステータスの通知メールが届きます。 Esri Partner Network のパートナーシップ契約書とそれに関連するプログラムの補足契約書が続きます。 これらの契約書には電子署名が必要となります。 正式な採用手順を完了するには、すべての契約書に署名する必要があります。 すべての関係者が契約を完了すると、すべての連絡先が完成した契約書のコピーを受け取ります。 ようこそメールが続き、開始するすべてのオンボーディング詳細 (ソフトウェアへのアクセス方法、サポート、パートナーの特典など) が記載されています。 この時点で、パートナーが支払うべき費用の請求書が送信されます。

申請が却下された場合は、Esri チームから連絡があり、申請ステータスの通知メールで次のステップに関する推奨事項が示されます。

プログラムへの採用は、Esri 独自の裁量で行います。

ようこそメールに記載された指示に従い、Esri パートナー コミュニティにログインして、オンボーディングを開始します。

Esri パートナー コミュニティと My Esri への主要なチーム メンバーのアクセスが提供され、ソフトウェアのアクティブ化を開始し、テクニカルおよびビジネス連携リソース、共同パートナーシップ、共同マーケティング、販売有効活用の機会を探索します。

このページの下部にある連絡先オプションを使用してください。 問い合わせ内容を partnerresourcecenter@esri.com に送信することもできます。