Give a scientist a tool, and you feed science for a day. Teach a scientist to be open, and you feed science for a lifetime.
オープン ソースと相互運用性の標準
Esri の社長である Jack Dangermond、そして標準プロダクト プロダクト マネージャー兼オープン ストラテジストの Satish Sankaran が標準、相互運用性、オープンデータ、Python API、オープン ソフトウェア ライブラリ、オープン サイエンスへの Esri の今後の関わりについて語った様子をぜひご覧ください。
Esri のオープン ソース活動
科学コミュニティはオープンソース コードと Esri テクノロジを使用したソリューションに極めて高い関心を寄せています。 一方で、Esri Geoportal Server などの無料のオープンソース製品を Esri が開発していることに驚かれることもいまだに多くあります。 オープンソース スタックや、オープン ソースを使用して作業を加速するサンプル プロジェクトで Esri は GitHub において大きな存在感を示しています。
- アプリ ビルダー: ArcGIS Instant Apps、ArcGIS Dashboards、ArcGIS StoryMaps、ArcGIS Experience Builder
- 視覚化: Esri Leaflet、CedarJS
- データ提供: Koop
- 解析: Limited Error Raster Compression (LERC)、NumPy、R、Spark、Hadoop、Geometry Engine
R との連携
R Project for Statistical Computing としても知られている R は極めて人気が高く、環境科学分野も含め、統計コンピューティング向けとして非常に速いスピードで成長している環境です。 R Consortium への Esri の参加は 2016 年において R 最大のニュースとなりました。また、現在では Microsoft R Open と互換性がある新しい R ArcGIS ブリッジは、学問分野の垣根を超えて解析機能を発展させていくうえでかつてないほど重要になっています。
オープン サイエンス用の Python
データ変換から自動化、探索的データ解析、時空間解析、ジオコミュニケーションまで、地理空間に関するあらゆることに Python が使用されています。 Esri の ArcGIS API for Python では、クリーンな Python API を使用してデータの操作、解析、視覚化を実行できます。 軽量でありながら強力なツールを厳選した Python ラスター関数では、ArcGIS でリアルタイムの画像処理やラスター解析を実行できます。
オープン サイエンス用の Notebooks
Python コミュニティとデータ サイエンス コミュニティにおいて Notebooks は必要不可欠なツールになっています。 プロトタイピングと視覚化の効率性を向上する構造において最も重要な Python ライブラリの一部とシームレスに統合することから、Jupyter Notebooks は Python ユーザーの間で人気を博しています。 Python ノートブックにはさまざまな種類があり、将来的にはさらに数が増えていきます。
52°North と Esri
Esri は 52°North のパートナーになりました。 国際的なオープン サイエンス ネットワークである 52°North は研究、業界、行政のパートナーで構成されており、地理情報科学に関する研究とイノベーションに力を入れています。 最近では、センサー データの相互運用可能な処理と空間データ インフラストラクチャの発展に共同で取り組みました。
再現性と反復可能性
Esri では、再現性 (同じデータと手法を使用して結果を継続的に再現できること) と反復可能性 (異なるサンプル データとソフトウェアを使用して結果を反復できる、より高いレベルの科学的厳密性) を高めるワークフローの開発を積極的に行っています。 Esri は複数のオープン サイエンス イニシアティブに平行して参画しており、地球科学、宇宙科学、環境科学の各分野で FAIR (検索可能、アクセス可能、相互運用可能、再利用可能) データを実現する Coalition for Publishing Data in the Earth and Space Sciences (COPDESS) の署名者でもあります。
ArcGIS: 科学のための解析プラットフォーム
科学者たちは ArcGIS の独自機能と柔軟なライセンス方式を使用することで、位置情報ベースのデータと解析を研究に活用しています。 ArcGIS Pro に移行することで、すべての機能を利用できるようになります。